次女だから生き残れた?毒親育ちの判断基準と、HP瀕死のあなたが今すぐ人助け癖をやめるべき理由
「自分は毒親育ちなのかな?毒親に育てられた女性の特徴やあるある、そしてこれからどうやって生きていけばいいのか、現実的な解決策が知りたい……」という方。
こんばんは!
あまり明るくない話題なので、いつもと違う夜に投稿しております…!
今回はちょっと真面目に、でもすごく大切と思っている、「毒親サバイバル技術」について、少し偉そうに、お話しします。
何を隠そう、私は毒親サバイバーです。
毒親育ちですが、今では理解ある優しい夫に恵まれ、どうにかこうにか、なんとか幸せに生きています。
ここで「結局理解ある彼くんなんじゃねーか!!」と思った方、落ち着いて。ブラウザバックせず、騙されたと思って話を最後まで聞いて。具体的な生存方法を下で書いていますから。落ち着いて。そうです。落ち着いて。
さて、世間を見渡していると、私の実家の毒親レベルは「中程度」かなと思います。無心されていたり、殴られている方なども、かなりいるので。
それでも生存者(サバイバー)として、私の実体験談をもとに書くこの記事は、今苦しんでいる誰かの役に立つのではないかと思い、筆を執りました。
正直、私がこうしてサバイバーになれたのは、実力というより「次女だったから」という幸運が大きいと考えます。
これが長女や長男の場合、親からの期待や呪縛、教育をまともに受けすぎてしまい、自分が毒親育ちであることすら自覚するのが大変難しいと感じます。
(もちろん長女・長男でも気づいてサバイブしている方はたくさんいますが、私の環境では、というお話です。)
この記事は、いま「自分は毒親育ちなのかも……」と悩んでいる人のために、個人的に思う客観的な判断基準と、HP瀕死の状態から這い上がるための生存戦略をまとめたものです。
「殴られているわけでも、無心されているわけでもないけど、愛されていると思うんだけど、もしかして毒親なのでは?」と、もやもやしている、過去の私のような方のお役に立てば、これ以上幸いなことは無いです。
ちなみに毒親に育てられた男性にもある程度は当てはまると思います。よろしければご参考になさってください。
あなたは大丈夫?毒親育ちなのかを自覚する5つの判断基準
まず、殴られていたり、お金や資産を要求されている場合は、考えるまでもないかと思いますが、今回取り上げるのは微妙な場合です。
ネットで「毒親に育てられた女性 特徴」を調べると色々な一般論が出てきますが、私が自身の体験や周りを見ていて思う、毒親育ちあるある判断基準は以下の5つです。
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①親の怒りの目的を思い出してみる 親はどんな時に怒っていましたか?その怒りを突き詰めると、あなたの将来や教育のためではなく、「親自身のプライド」とか、「親の都合」のために怒っていませんでしたか?
例えば、私の場合、不機嫌な父親が仕事を終えて帰ってきた際などに、よく怒られていました。
また、昼間、家で楽器の練習をしていると、「うるせえ!」と叱られたりなどがありました。
不機嫌な時に扉を大きい音で閉めたり、何か悪いことがあった時などの犯人捜しの末、父親が「お前が悪い!」という宣言などは日常で、今考えると、父親自身のむしゃくしゃした気持ちの対処に、家族が利用されていたのだと感じます。
また、例えば、母親からは、「お父さんはあんな感じだけど、あなたを殴ったことはないでしょ?」と諭すように言われたことや、親が信仰する宗教への入信や、親が支持する政党への投票を強制される、金銭でのコントロールなど、思想や選択の自由が奪われていたように思います。
きりがないので、例示はこのくらいにします。ただ、大体、このくらいのことが、判断基準になるかと思います。
「家族なんだから助け合うのは当たり前」「親の言うことが間違っているわけはない、常に子供を想ってくれている」「親が怒るということは、全部自分が悪い」と無条件に考えがちです。
でも、恐ろしいかもしれないけど、親御さんの行動を、ひとつひとつ洗い出して、よく考えてみてください。 -
②過剰適応のせいで他人から利用されることが多い 親の顔色を窺って生きてきたため、無意識に相手の望む役割を演じてしまう過剰適応の癖がついています。その結果、都合のいい人として搾取されがちでした。
人間関係で、もやもやすることは多くないですか?
そういう場合、過剰適応を搾取されていることも多いと思います。事を荒立てず、ゆっくり距離をとりましょう。
また、「それって親御さんに失礼じゃない!?」という、円満な家庭で育った無自覚に恵まれている人からの、二次被害も多いと感じます。
どちらが悪いということはもちろん無いのですが、こういう場合、なかなか話し合いは難しくなってきます。そういう場合も、ゆっくり穏やかに、距離をとります。 -
③過緊張のせいで、いつも体の調子が悪い 家が休まる場所ではなかったため、自律神経が常に戦闘モード(過緊張)になっています。
そのため、なんとなくいつも体がだるい、頭痛やめまいがする、肩こりがある、迷走神経反射を起こしやすいなど、「健康診断で引っかかるわけではないけど慢性的な体調不良」に悩まされがちです。
そしてこれが、巷で言われる対処法をいくらとっても治らず、また、個人的には、お医者様に相談しても、なかなか対処が難しいと感じることが多かったです。 -
④親しくなる人がなぜか毒親育ち 自他境界が曖昧な者同士、同じような傷や雰囲気を持つ人と無意識に引き寄せ合い、シンパシーを感じて親しくなる傾向があるように思います。
過去、特に仲良くなった友達を思い返してみると、母親が出て行ってしまった家の子や、父親から虐待されていた子、迷走神経反射持ちの子が多いです。
逆に、いわゆる「普通に円満な家庭」で育った子とは、お互いに悪気はなくても、どこか見えない壁があって深い付き合いにはなれなかった気がします。
お互い、私にも相手にも、「無理解の壁」があるように思います。 -
⑤なんかなんとなく、全てのことが上手くいっていない気がする 自己肯定感が根本から削られているため、客観的には上手くいっていることでも、よく考えれば、上手くいっていないことばかりではないのに、全否定されているような漠然とした不安感が常に付きまといます。
不安感がつきまとっている状態というのが生まれてからずっと「通常」なので、これを自覚するのも凄く難しいのですが…。
毒親育ちはどうやって生きていけばいいのか?2つの生存戦略
では、これらの毒親に育てられた女性の特徴を抱えた私たちは、どうやって過酷な社会を生き抜けばいいのでしょうか?
ちなみに私は、過去に親の知らないところでカウンセリングを受けたこともありますが、実質的な効果は、残念ながら、ありませんでした。
一般的なカウンセリングは、過去を掘り下げて傷つくだけだったり、現実の生活を劇的に変えてくれるわけではなかったかな、と思います。
(これは私個人の話なので、カウンセリングを受けてみるというのは、ひとつの手段だと思います。)
私が身をもって学んだ、リアルな生存戦略は次の2つだけです。
戦略1:HPが瀕死なのを自覚し、メサイアコンプレックスを抑える
完璧主義や過剰適応のせいで、毒親育ちの女性は無意識に「努力癖」や「人助け癖」がついています。
この点は、私は大変良くなってきて、毎日適度にダラダラしていますが、昔は、嫌なことでも、疲れていても、頑張ってしまっていました。
しかし、心のHPや体力は、普通の人と違って最初からもう瀕死状態です。
「自分には良くない人助け癖がある」ということを意識して、ほどほどにすると良いかと思います。
体感ですが、疲れた体でする努力や人助けは、失敗したり、無駄になってしまったり、かえって迷惑をかけたり、自己肯定感が下がったり、概ね功を奏しません…。
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自分にはっきりとした見返り(リターン)がある場合
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「どうしても私がやりたい!見返りがなくても100%幸せ!」と強く思える場合
このどちらか以外は、無理をして努力したり、人を助けたりしては、いけないと思う。
自分が救われたいから人を救おうとする「メサイアコンプレックス」を意識して抑え、まずは自分の体を徹底的に休めることを最優先にすることかと思います。
戦略2:人間不信でもいいから、手を差し伸べてくれた人の手を掴む
誰も信じられなくてもいいから、もしあなたの前に手を差し伸べてくれた人がいたら、その手を掴む勇気だけは持ってください。これはマツコ・デラックスさんも同じようなことをおっしゃっていたと思う。
毒親育ちの方には、世の中目に映る全て、みんな悪い人に見えるかもしれませんが、そんなことはありません。
つまり、身も蓋もないのですが、「理解ある彼くん」のような圧倒的な味方に助けてもらうということです。 「理解ある彼女さん」でも「理解ある先生」「理解ある上司」「理解ある親戚」でも、誰でもいいです。
実際問題、毒親育ちの人間が過去を克服して生存する方法は、これしかないと私は思っています。つまり、親からは取得できなかった、普通の人ならば標準装備である、「理解者」「まともな人間関係」を得る、ということになります。
「結局、理解ある彼くんなんじゃねーか!」という声が聞こえてきそうなのですが、その通りです。
冒頭で「落ち着いて、ブラウザバックせず聞いて」とか言って引き留めておいて、本当にすみません。でもそうなんです。
通常親から学べる「標準的な人間関係」という最強の装備、スキルを、私たち毒親育ちは、「理解ある〇〇」から、後天的に学ぶしかありません。
毒親関連本を読むことは、その助けにはなりますが、決定的ではありません。
「そんなの、たまたま運良く良い男を捕まえただけだろ」と思うかもしれません。
しかし、私たち毒親育ちは、親の顔色を窺って生きてきた分、他人の痛みに敏感で、必死に努力ができる気質を持っていると、私は思います。
後述する150人に1人のチャンスが巡ってきた時、その手を掴み、関係を維持できるのは、これを読んでくださっている毒親育ちの方自身が、これまで必死に、生存のために磨いてきた魅力があるからです。
普通の人ならしていない、しなくても良かった、血反吐を吐くような努力です。
運だけではなく、人間力で掴み取る生存技術を、毒親育ち全員が持っていると言えます。
その代わり、本物の理解者が現れたら、その人に対してはあなたの「過剰適応」の気質を少しだけ良い方向に発揮して、こちらも相手を助け、支え合えれば良いと思います。
ただし、ここで気をつけなければならないと感じるのが、相手を「親の代わり」にしてはいけないということです。
相手に全て依存すると、それは「理解ある彼くん」ではなくて、共依存関係になってしまいます。
あくまで「まともな人間関係の境界線(自他境界)を教えてくれる、人生の教官として接するくらいの冷静さ(境界線)は持っておく」ことを、意識してくださいね。
本物の理解者は「150人に1人」の確率で現れると思う
ちなみに、先ほど少し出しましたが、私の体感、毒親育ちの人間に対して本当の意味で手を差し伸べてくれる人は、「150人に1人」くらいの割合です。100人ほど多くはないけれど、200人ってほど絶望的でもないな、というのが体感です。
この手を差し伸べてくれる人というのは、「表面上だけ優しい人」ではなく、自分の弱みにつけ込んで利用しようとせず、話していてモヤモヤするところがほとんどなく駄目な所や傷ついた過去も含めて、丸ごと認めてくれる人のことです。
毒親育ちの女性(男性も)は、過剰適応の気質がある分、他人の痛みが分かり、気配りや努力ができるため、実は人間的にものすごく魅力的な人が多いと、私は考えます。
150分の1という確率は低いように思えるかもしれませんが、利用目的ではない本物の理解者は、諦めなければ目の前に現れると思います。
これを読んでくださっている方と同じく、私も「都合の良いことは、そうそう起きることはない」と思っているのですが、
それでも100回何か行動を起こせば、1回くらいは何か、とても良いことがあると思います。
まずは自分の心と体を休めて、境界線をしっかり引きながら、自分にとって試行回数を稼ぐのが楽なことを沢山やって、そのチャンスをじっくり待ってみませんか?
おすすめ記事はこちら~
今回はこのあたりで。
お読みいただきありがとうございました!
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過緊張をゆるめるのはとても大事。ガチガチの心と体をほぐす、重炭酸入浴剤セット。
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